【後悔した実体験】第二種電気工事士 技能試験の練習材料セットは何回分が正解?選び方の落とし穴

こんにちは。三刀流エンジニアです。

製造業の現場で20年以上、生産設備の電気配線・PLC制御に携わってきたFA(ファクトリーオートメーション)エンジニアです。
第二種電気工事士・第三種電気主任技術者を取得しており、技能試験を実際に受験した経験をもとにお伝えしています。

この記事では、第二種電気工事士の技能試験の準備でよく迷う練習材料セットは何回分買えばいい?という疑問にお答えします。

結論を先に言います。
迷ったらDK-52(2回分)を選んでください。

私は1回分セット(DK-51)から始めて、後から追加購入する羽目になりました
その失敗談も含めて、理由を詳しく解説します。

三刀流エンジニアが定義する「機械・電気・ソフト(PLC)」の融合概念図。
目次

練習材料セットが必要な理由

技能試験では、13問の候補問題の中から当日1問が出題されます。
どの問題が出るかは試験当日までわかりません。

そのため、全13問を繰り返し練習しておくことが合格への王道です。
練習には実際のケーブル・スイッチ・コンセントなどの材料が必要で、それがまとまっているのが練習材料セットです。

「材料を1本1本バラで買えばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、必要な種類と数量を自分で揃えるのは意外と手間がかかります。
セットならすべて揃っているので、届いたその日から練習を始められます。

DK-51 / DK-52 / DK-53 の違いを比較


電気工事士の資格関係で定評のあるホーザンの練習材料セットは、
練習できる回数によって3種類
あります。

スクロールできます
品番練習回数内容こんな人向け
DK-511回分全13問を1周分の材料「まず試してみたい」方・追加購入前提でOKな方
DK-522回分全13問を2周分の材料大多数の受験者に最適(バランス◎)
DK-533回分全13問を3周分の材料「絶対一発合格したい!」という方

1回分で13問を練習し、2回分なら同じ問題を2周練習できるイメージです。
反復練習の回数が増えるほど、作業の精度とスピードが上がります。

私が1回セット(DK-51)で後悔した実体験


今だから言えますが、私も最初は甘く見ていました。

私は最初、「とりあえず1回分でいいか」と軽い気持ちでDK-51を購入しました
「足りなくなったら追加すればいい」という考えでした。

しかし実際に練習を進めると、材料がどんどん減っていきます。
電線は何度も切り直しますし、スイッチや器具も繰り返し使うと消耗します。
「のの字曲げ」の練習だけでも、かなりの長さのケーブルを使い切りました。

気づいたころには残材が少なくなっていて、結局、追加で購入することになりました。

このとき、地味ながら痛かったのが次の3点です。

  • 追加注文から届くまでの数日間、練習ができなかった(試験前のブランクは精神的にきつい)
  • 「材料が足りない」という焦りが集中を妨げた
  • バラ追加購入はセット買いよりも割高になった

結果的にかかったコストも手間も、最初から2回分のDK-52を買っておけばよかった、というのが正直な感想です。

技能試験の練習期間は限られています。
「材料待ち」で練習を止めることは、合格確率に直結するロスだと今は強く思っています。

1回セット・2回セット・3回セット、どれを選ぶべきか


「自分はどれを買えばいいの?」という方のために、判断基準を整理しました。

DK-51(1回分)を選んでいい人

  • 試験まで時間があり、練習ペースを見ながら追加購入を判断したい
  • すでに一部の材料を手持ちで持っている方
  • 予算を最小限に抑えたい方(追加購入のリスクを理解したうえで)

⚠️ 注意:DK-51を選ぶ場合は、「材料が足りなくなったらすぐ追加注文する」と最初から決めておきましょう。試験直前に慌てて注文すると、届くまでのタイムロスが生まれます。

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DK-52(2回分)を選ぶべき人

  • 初受験で、どのくらい練習が必要かわからない方(=ほとんどの受験者)
  • 確実に2周以上練習したい方
  • 「材料切れ」のリスクをなくしたい
  • コストと練習量のバランスを重視する方

迷ったらDK-52。これが私の結論です。

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DK-53(3回分)を選ぶべき人

  • 「絶対に一発合格したい」という強い意志がある方
  • 練習時間を十分に確保できる方
  • 苦手な問題を重点的に繰り返し練習したい方

3回分あれば、苦手な候補問題を集中して練習する余裕も生まれます。
「練習量で合格を確実にしたい」という方には、DK-53は十分に価値ある投資です。

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練習中に材料が減りやすい作業ワースト3


なぜ材料がこんなに早く減るの?」と感じる方のために、材料消費が多い作業を紹介します。
これを知っておくと、練習計画が立てやすくなります。

1位:のの字曲げ(輪作り)の練習

電線の先端を輪状に加工する「のの字曲げ」は、技能試験の中でも習得に時間がかかる作業です。
きれいな輪に仕上げるまで何度もやり直すため、ケーブルをかなりの長さ使い切ります。

2位:スイッチ・器具への差し込み・引き抜きの繰り返し

練習のたびに電線をスイッチや引掛シーリングに差し込み、次の練習のために引き抜く作業を繰り返します。
この「はずし穴」を使った引き抜き作業は、器具が破損しやすいポイントでもあります。

マイナスドライバーで無理やり引き抜くと器具が割れることがあるため、
ホーザンの合格マルチツール DK-200 を使って丁寧に作業することをおすすめします。

3位:圧着のやり直し

リングスリーブの圧着は、一度やると電線を切って取り除く必要があります。
圧着ミスのたびにケーブルが短くなるため、練習回数が増えるほど消費量も増えます。

器具の破損防止に役立つ便利グッズについてはこちらで詳しく紹介しています。
→ 「電気工事士 技能試験の便利グッズまとめ【現役エンジニアが使って選んだ7選】」

よくある質問(Q&A)


Q. 材料が足りなくなったら、バラで追加購入できる?

A. できます。ただし、種類ごとに探して注文する手間がかかり、セット買いより割高になることが多いです。
試験直前に慌てて注文すると、届くまでのブランクが生まれるリスクもあります。
最初から必要な回数分を揃えておくほうが、トータルでは合理的です。

Q. 材料セットだけで試験の準備は完了する?

A. いいえ。工具セットも別途必要です。
材料セット(DK-51/52/53)には工具は含まれていません。
工具については、こちらのメイン記事で詳しく解説しています。

Q. 合格後、余った材料はどうする?

A. 自宅のDIYに再利用できます。
スイッチ・コンセント・ケーブルは第二種電気工事士の資格を使った自宅の電気工事(コンセント増設・スイッチ追加など)に活用できます。
私自身も合格後に練習材料を使ってDIYを楽しんでいます。
「材料代がムダになる」という心配は不要です。

合格後に練習で培った技術がどう活きるかは、こちらで詳しく書いています。
→ 「電気工事士 技能試験の練習は現場で本当に役立つのか?」

まとめ:結局、何回分を買えばいい?


改めて結論をまとめます。

  • 迷ったらDK-52(2回分)一択。コスト・練習量・リスクのバランスが最もよい
  • 「まず試してから考えたい」方はDK-51でも可。ただし追加購入のタイムロスを覚悟して
  • 「絶対一発合格」にこだわるならDK-53。練習量が合格の確度を高める

私は1回セットで後悔した経験から、今なら迷わず最初からDK-52を選びます
試験準備は「焦らない環境を作ること」から始まります。
材料を十分に用意して、余裕を持って練習に臨んでください。

この記事が参考になれば嬉しいです。

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